jacques durand.

【JAPAN LIMITED collection 2023】inspired by 瀬川辰馬

8. 18(金)販売開始

この度発表された、jacques durand の日本発オリジナルカラーコレクション。
今回のためにセレクトされた美しいアセテート生地は、落ち着いた色合いの中に走る網目模様が透けて見える、独特な雰囲気をもつものです。

その着想の元になったのは、気鋭の陶藝家・瀬川辰馬氏の作品。
中でも、“硫化銀彩ハードクラック”と呼ばれる手法がもつ、えも言われぬ質感の魅力に感銘を受け、そのテクスチュアをアイウェアに落とし込むことを試みました。

瀬川氏は、伝統的な作陶手法を踏まえたシンプルで潔い造形を得意とする一方で、たゆまぬ研究精神で常に新しい質感や色彩を生み出す作風から、国内のみならず、アジア圏をはじめとする海外でもその評価を高めています。

とりわけ、偶然をも手懐けながら金属素材の質的変化を陶器の表面に現出させる取り組みは他に類を見ない魅力的なもの。
“硫化銀彩ハードクラック”はその結実のひとつです。

干上がったサバンナの水場、望遠鏡の向こうの惑星の地表、年老いた生物の角質、、、
様々なものを想起させながら、そのどれとも違うある種の非現実を感じさせる、オーパーツのような佇まい。
このうつわがもつ“時空を超えた感じ”が、jacques durandのメインコンセプトである“timeless”と共鳴している、と言ったらこじつけでしょうか。
ぜひお近くのお店で実物をご覧になっていただけたらと思います。